経営者の心の力

経営者の心の力

経営者としてどうあるべきか。起業したり、社長になったりすると、考えることがあるのではないでしょうか。経営者の方とお話をすると、やはり、会社の一社員とは異なる心の在り方や雰囲気を感じることがあります。それはつい先日まで会社員をしていた起業家の人からも感じるものです。人によっては「オーラ」と言われるかもしれません。私はそれを考えるときにふと「心の力」という言葉が浮かびます。

経営者にはどんな心の力があるのでしょう。それは起業家にとっても参考になると思います。ステレオタイプ的に決められるほど単純なものではないし、経営者にもいろいろなタイプがあります。しかし立派な経営者と会っている皆さん多かれ少なかれ共通する心の在り方が存在するような気もしています。それが少しでも分かれば、私自身の経営を見る目も変わるかもしれません。またこれから起業を目指す人にとっても参考になるかもしれません。

【経営者の心1:勇気】
勇気。これはある意味当然です。皆が多少なりとも持っている。しかし経営者になる、起業するというのは人とは少し違うものです。会社員であれば、少なくとも毎月の収入は保障されています。場合によっては、それが一生保障されている場合もあるでしょう。経営者になるというのは、その保障も捨ててしまうことを意味します。保護されていた場所から野生に飛び出すことです。独立する側と、会社員をする側とその二つの境界を飛び越える勇気。そこから経営者の物語が始まっているように思います。勇気は意識される場合もあれば意識されない場合もあるでしょう。やむにやまれず独立する場合もあるはずです。でも経営者として成功するのは、それでも経営者として歩み続ける覚悟を持つことだと思います。

 

【経営者の心2:共感】
経営者は孤独といいます。しかし経営者は他人に共感する力が強いと感じることがあります。素直に他人を認めること、共感することができる。そこから人脈が広がったりする。それを後になって「運が良かった」と表現することもありますが、運だけではないものがあるように感じます。その始まりが共感ではないかと感じます。共感は両面の意味があって、経営者自身が共感する力と、ほかの人が経営者に対して共感する心の2つがあると思います。共感し、共感される。経営者は勇気を出して、一歩踏み出しました。その瞬間は一人です。しかし前に進むうちに共感し、共感され、人に支えられながら進んでいけることに気づいておられるように思います。

 

【経営者の心3:感謝】
経営者は人に感謝をしていると思います。心からの感謝。従業員にもお客様にも、取引先にも。どこか見下したような態度を秘めている経営者は他人から見抜かれていることが多いです。酒の席などで話を聞いていると悪口を言われる。そのような形で見抜かれているのだと思います。共感し、感謝をする経営者は厳しくとも周りからも感謝されている。サービスにも心がこもる。胸を張って仕事ができる理由がそこにあるように思います。

 

【経営者の心4:情熱】
熱い感じもあれば、心に秘めている場合もあります。経営者は総じて熱心で、夢中になっています。そして仕事に対してはタフです。周りの人は その情熱に感化されます。そしてさらなる力が生まれる。そういう情熱があるように思います。

夢や目標をあきらめない、苦しいことにもめげない、そういう心は、根っこに情熱があるから出てくるものです。

【経営者の心5:反省】
経営者は自ら気付きを得て反省する心があるように思っています。反省は現実を認めることから始まります。失敗・都合の悪い真実、事業を進めていると、時としてそのようなことが起こります。現実を「否認する」人には反省する機会が失われてしまいます。時としてコンプライアンス違反の行動が発生するのはそのような瞬間ではないでしょうか。現実を認め、反省する。それが次のステップになっているように感じます。日々反省し、改善する。この心が経営者を強くしていきます。

 

【経営者の心6:心配】
心配は何もネガティブなものではありません。心配りでもあります。いつでも仕事やお客様や従業員のことを考えている。心配している。そういうものです。うまくいくときもうまくいかないときも等しく心を傾けている。松下幸之助さんは心配するのが社長の仕事と言っています。そういうものなのだと思います。

前向きな心配、それは心配りにつながります。それは従業員にも良い意味で伝わります。またそれを良い意味で伝えるのが経営者の仕事でもあります。

 

【経営者の心7:素直さ、謙虚さ】
自分におごらずに、素直さと謙虚さを持っている。偉い人なんだけど、偉そうではない。そのような物腰があるような気がします。それは、反省や感謝につながっていくのかもしれません。きついこと言いつつも、心根は素直さと謙虚さをもっている。だから粘り強く経営者という時として厳しい仕事を続けることができるのかと思います。

素直さ、謙虚さ。これは経営者のもっとも基本的な心なのかもしれません。

 

【経営者の心8:信じる心】
自分の信念、そして、他社を信じる心。中小企業は経営者が看板であり、顔である。そういう側面もありますが、やはり、従業員を信じ、任せることも時には必要です。また困難な時にも自分を信じる心が必要です。夢を信じる、自分を信じる、従業員を信じる。これができた時、組織は強いものになっているでしょう。



考え出すと他にもいろいろあるかもしれません。経験を積めばさらに見えてくることもあるでしょう。経営者の心の力が夢を持つきっかけになっているのかもしれません。起業家の人も多くはそうなんだと思います。多くの起業家が前に進み、そして多くが失敗するのも現実。それは心の在り方に原因があるのかもしれません。起業家を支援する中で、そのようなことも感じていただけるようになりたいと思っています。

経営を良くする、改善する。業績を伸ばす。それは経営者の心持や組織の文化、経営理念といったものの改善から始まる場合もあります。経営の心を見直し、理念の浸透や計画への反映に活かす。中小企業・零細企業の皆様のご支援を承ります。

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