中小企業の変化への適応

中小企業の変化への適応 | 自ら変化を起こしましょう

 中小企業など小さな会社を取り巻く環境は刻々と変化しています。現在はデフレでかつ不景気というように小さな会社にとっては厳しい状況が長く続いています。その中でも顧客ニーズや社会の環境は変わっているのです。そこには機会(チャンス)もあれば、自社にとっての脅威もあるでしょう。

・リーマンショック後の不景気、デフレの継続
・円高傾向
・東北の震災による甚大な被害
・海外の低価格品の台頭やグローバルでの競争激化
・産業の空洞化
・エネルギー問題など、今までの常識の変化
2011年においては、経営における「脅威」になりうる環境変化が起こっているのです。

脅威だけではなく、ニーズの変化も読み取るべきでしょう。
・高齢化の進展による介護やサービス等の需要
・少子化・核家族化による子育て環境やサービスのニーズ
・健康に対する意識やニーズ
・省エネ・省電力や環境意識の変化とニーズ
・IT化の更なる進展による新たなニーズ
・安心、安全への意識とニーズ

ニーズの変化が起こっているということは、今までの商品やサービスが陳腐化してしまっている可能性もありますし、新たなチャンスが芽生えているという両面の可能性があります。このような環境の変化はネガティブにとらえるばかりでなく、自社にとってのチャンスの芽を探すという意識が求められているのです。

【変化を起こすということ】
望むか望まざるかにかかわらず、経営環境は変化をしています。中小企業のように小さな会社にとっても例外ではなくその変化の影響を受けているでしょう。新しいサービスが生まれ、新しい商品も登場し、海外を含めた新しい競争相手も出現しているでしょう。何もしないでいるとどうなるのか。考えなければいけない課題があるはずです。

変化を起こすということは、少なからず、今までの取り組みとはことなる新しいことを始めるということを意味しています。それは、「新しい事業を始める」「新商品・サービスの開発」のような比較的大きな変化かもしれませんし、事業の改善のような身近なところからの変化かもしれません。いずれにしても新しい試みであることには違いがありません。変化を起こす際には多かれ少なかれ困難が伴うものです。たとえば、
・既得利益を持つ人からの抵抗
・変化への恐怖
が考えられます。

両方難しい問題ですが、後者の問題は、変化を起こす前提状況に非常に大きな影を落とします。
たとえば、新しいことを始めようとするさいに「前例はあるのか?」「他社事例があり自社での成功が保障されているか?」などという事を言ってしまって新しい取り組みを止めた、あるいは止められた経験がないでしょうか?
新しい取り組みである以上、少なくとも自社に前例はないのが当然です。他社事例でもあくまで他社の事です。自社とは環境や意識が違っていて当然です。参考にはなるかもしれませんが、それをもって変化を止めてしまうようなことがあっては、何もできなくなってしまいます。
「原則禁止」の意識は、最終的に「現行踏襲」の罠に陥ってしまう可能性を強めてしまいます。
それは「石橋をたたいて渡る」ということではありません。前例がないからやらないであるとか、データが取れないからやめるというのは、「石橋をたたいて渡る」のではなく、そもそも渡ろうとしていないだけの話なのです。他社が「石橋をたたいて渡る」のを確認した後、自社でも渡ろうという意識では、競争にも完全に出遅れてしまい、チャンスを逃してしまっている可能性するらあるのです。

そこで「やってみよう」という意識こそが変化には重要になります。
なんでもかんでもやってみようというわけではありません。適切なバランス感覚は必要ですが、自社の置かれている環境を考えた際に変化が必要であれば、やはり変化を起こすべきなのです。
取引先が減り、自社の売り上げや利益に影を落としているという現状があったとして、「景気の回復」を待つという態度でよいのかどうか。「待つ」という意思決定にはそれなりの根拠(あるいは勘)があるかどうか。考えてみる必要がないでしょうか。

【競争環境の中での変化】
企業を取り巻く競争環境の中での変化についてよく引き合いに出される「ダーウィンの進化論」。生物の進化は、環境への適応ができた種が生き残っていくという考えからの比喩表現だと思います。生命は多くの多様性を生み出し、環境の大きな変化が起こった際には、その変化した環境に適応できている種が「偶然」生き残り、それ以外は絶滅します。人間の社会の企業ではどうでしょうか。競争環境に適応できなければ倒産し、適応できた企業は長く続きます。異なる部分があるとすれば、生命はある種の「偶然」により生き残るのに対して企業は経営者の「意思」により生き残る可能性をある程度コントロールできるということです。このコントロールが「経営」そのものなのです。
会社は偶然生き残るのではなくしっかりした経営、がんばる従業員、顧客や取引先との関係の中で継続していくのです。何もせずにじっとしていてもいけないということですね。

【では、何から始めるか】
とはいえ、変化を起こすというのは簡単なものではありません。前例のないことを始めるのも非常な勇気がいるでしょう。今までのなじんだやり方を変えるのも抵抗があるのは当然のことです。でも自社が変わることは時として必要です。ではどうすれば?というのは当然の疑問です。

単純な話ではありますが、まずは、自社の現状と課題、目標をしっかりと認識するという事が重要です。目標といっても「前年比10%の売り上げアップ」のようなもので終わってしまっては何も変わらない可能性があります。今まで通りがんばるで終わってしまうかもしれないからです。今何が課題なのか、目標に対して何が必要で何が足りないかなど認識する必要があります。「気づき」ですね。目標や課題を「見える化」すること。それが変化への第一歩です。

そしてもう一つ大切なこと。できるなら、「小さく」始めてみることも大切です。特に今まで変化に対して抵抗が強かった場合などはこの考え方は重要です。小さく始めて「継続」すること。大きく始めて途中経過で問題が発生した際に、一気に抵抗が大きくなるようなことは避けるべきです。小さな成功を積み重ねるという意識が必要です。そのうえで、問題がどうしても発生し、うまくいかなくても、傷は小さいのです。その結果から多くを学び新たな変化を起こせばよいのです。

【変化のきっかけ、ご支援します】
CONSULTING OFFICE 3Sでは中小企業・零細企業の経営者様や個人事業を営まれている経営者様の経営相談を承っております。現状を認識し、何が必要か、何を変える必要があるのかといった目標と課題を「見える化」するご支援をいたします。
初回相談料は無料です(遠方での出張が伴う場合は、別途ご相談させてください)。
大阪・京都・兵庫(神戸)・奈良・滋賀など関西圏の経営者様、経営に変化を起こすの取り組みを行っていきましょう。
また、起業・創業する場合も、しっかりした事業計画と準備が必要となります。起業・創業支援もCONSULTING OFFICE 3Sにお任せください。

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