収益の源泉としての経営資源 - 商品・サービス・ビジネスモデル
経営を成功に導くための5つの経営資源(人・物・金・情報・時間)を起業準備段階でいかに準備しておくか、あるいは、開業後にいかに充実させていくかが事業の成功には非常に重要です。
その中のモノはビジネスのプロセスを構成する非常に重要な要素です。
どのような商品を売るのか?
サービスで売るのか?
どのように売るのか?
同業他社と比較した強みは何か?
といったことを整理しつつ準備する必要があります。
どのような商品・サービスを売るのか?
もちろん独立開業を決めた段階で、おおよそ何を売るのか決まっている人が多いでしょう。
ご自身の経験やスキルをもとに、何を仕入れるのか、あるいはどのようなサービスを提供できるのかは決まっている場合が多いのではないでしょうか?
しかし物やサービスを準備すればよいというものではなく、その商品やサービスの魅力や利便性、お客様のどのような悩みを解決できるのかなどをしっかり打ち出していく必要があります。類似品などが市場に存在する場合や必需品でないような場合は特に意識しておく必要があります。
商品・サービスの魅力は何か?
お客様のどのような感情に訴えられるのか?
お客様のどのような悩みに応えられるのか?
他の商品と比べてどのような強みがあるのか?
どういった点でお得感があるのか
といったことを明確に説明できるでしょうか?
どのように売っていくのか?
「何を」の次は「どのように」を考える必要があります。
商品・サービスを何らかの形でお客様に選択していただいて初めてお金が得られます。
その「何らかの形」をどのようにするのかが問題になるのです。
営業戦略をどのように設定するか
販売経路をどのように設定するか
といったことを整理し行動計画にまで落とし込んでいきましょう。
経営資源の「人脈」をどのように生かしていくのかという部分も意識する必要が出てくるでしょう。
調達も意識する
商品やサービスの調達も重要です。仕入れやパートナーとの連携などをどのように行うのかということも意識する必要があります。
調達から販売・営業戦略までの一連の流れを仕組みとして構築することでビジネスモデルが出来上がります。
これらの一連の流れが「現実的かどうか」は非常に重要であり、資金調達の際の事業説明などで、このあたりが説明できないと非常に危ないわけです。
「何を売るのか」だけを漠然と決めているだけでは、事業の成功は心もとないものです。
何をどのように売るのか、そのために何をしていくのかという落とし込みとストーリー化ができることで、事業の現実性が出てきます。
開業・創業の相談いつでもご連絡ください
起業・開業は準備段階で成功率を上げていくことが極めて重要です。
もしすでに開業したという状況であっても、できるだけ短期間に黒字化していくことが求められます。
起業・開業についての経営相談は気軽にご連絡ください。