時間管理ができないなら、起業の成功はおぼつかない
経営資源の中で、「人」「物」「金」というのはすぐに出てくるものですが、「情報」や「時間」も経営資源であるという認識を持つことは重要です。
情報も時間も経営の意思決定の中でコントロールできるものであるからです。
また、起業・開業を決めた場合、経営者の卵として、時間をいかに活用していくかが起業準備の段階で重要な意味を持ちます。
では時間は何のために使うのか?それは、
経営資源を獲得するため
経営戦略を立て、それに基づく起業・開業の準備を進めるため
起業・開業後の成功を早めるための準備をするため
といった具合に、将来の起業・開業の成功のための投資を行うことが大きな目的です。
つまり、ここで重要なのは、経営者として未来のために現在の時間をいかに使うことができるかということが重要なのです。
起業・創業するまでは、会社員として働いている人も多いでしょう。その場合、将来の開業に向けて十分な時間を取ることができない可能性があります。そのような状況の中でいかに時間を管理していけるかを検討してみましょう。
開業してしまうと、それはそれで時間に追われることになります。
経営者に休みはないと言いますが、有限の時間をいかに売上アップのために使うことができるかというのは業務プロセスとの関連でも非常に重要です。
今の作業は、本当に今やらないといけないか?
この取り組みは、将来の売上につながるのか?
もしそうでないのであれば、時間を他のことに使えないのか?
将来のための時間をあと1時間余分に確保するために何をしないといけないのか?
時間は有限でありますが、すべての経営者の卵である皆さんに等しく与えられているものでもあります。
それをいかに管理できるかどうかが重要になってくるのです。
今、起業のために1時間を余分に確保できないのであれば、将来も確保できないかもしれません。
そのような状況なのであれば、開業のスケジュールも見直さないといけないかもしれませんね。
時間を資源ととらえ、どの部分にどれだけ配分していくのか?
その結果として他の経営資源をどれだけ確保できるのか?それはいつできるか?
それを前提としてどのような戦略を立てるのか?
そういった一連の流れとして時間軸に沿った成功のためのストーリーを考えてみましょう。
開業・創業の相談いつでもご連絡ください
起業・開業は準備段階で成功率を上げていくことが極めて重要です。
もしすでに開業したという状況であっても、できるだけ短期間に黒字化していくことが求められます。
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