中小企業の経営戦略 | 自社の現状見えてますか?
目標とするもの、ビジョン、売上・利益目標、そのようなものを実現するためのストーリーが経営戦略と言えます。
あなたの経営戦略は、どこで息づいていますか?戸棚の中のファイルのなかで息づいているのでは、経営はなかなかよくなりませんね。
「見える化」が重要と、経営ではよく言います。戦略も同様に、「見える」必要があります。では見えるとはどういうことなのでしょうか?
- 経営戦略が関係者に浸透していること まずは、経営戦略そのものが、「見え」、関係者に理解される状態であるということが第一歩です。経営戦略が経営者の頭の中だけにあるものであれば、現場で、戦略実現に向けた行動を起こすことは難しくなります。
- 経営目標実現への道筋が見えること 経営目標は、多くの場合は売上や利益といった財務的な数値を含んでいるでしょう。それ自体は、間違ってはおらず必要なものであります。しかし、これらは「結果数値」であり、それだけでは現場の行動に反映させることはできません。結果を導く「プロセス」を明らかにしていくことが戦略の「見える化」の重要な要素です。
- 進捗が見えるかどうか もう一つ大切な要素が、戦略の実行段階でその進捗が見えるかどうかです。目標と実際の進捗の差が出ていないかどうか?策定した戦略は狙い通りの結果を出しているのかどうかなど、定期的な進捗状況の確認を行うとともに、必要であれば戦略の修正も行う必要があります。
上記の三点を見てみるとわかることは、原因となるものとその結果を明らかにして、それを管理していくという考え方が根底にあります。
売上を上げたいですか?では、その「売上」とはなんなのでしょうか?どのように獲得するのでしょうか?
会社ごとに異なるそれらの要因を分解し、管理できるようにする一連の取り組みの中で見えてくるものが「見える化」にとって重要なのです。
戦略が経営の中で息づいていますか?
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戦略を明確にする、「見える化」するというのは戦略策定に必須です。専門家による分析と経営者としての経験やノウハウを融合することで、使える戦略を作ってみませんか?
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※この記事は、当事務所が発行している経営力向上通信の1月号より記事を追記してアップしております。