中小企業の収益向上のため、自社の強みを発見する
経営力を向上し、売上と利益を伸ばすために何が必要か?それは、
- 顧客を獲得すること
- コストを削減すること
であります。
顧客を獲得するためには、自社の製品、サービスを強化するとともに、その商品、サービスを顧客から選択していただく取り組みが必要になってきます。
そのために、自社の強みを明確にして、今後の方向性を決めていくということが求められるのです。
自社の強みを活かした将来ビジョンを定義してみましょう
そもそも、中小企業や小さなお店にとっての「強み」とは何でしょうか?様々なことが考えられますが、ここでは以下のように定義します。
- 顧客に提供できる価値とその価値をつくりだす組織
- 他社、他店、多製品と比較した場合に自社(製品、サービス)が選択される理由
お客様にとっての価値が何か?その価値をつくりだす人や業務プロセスが自社の強みと定義できます。また、他の製品・サービスと比較したときに、自身の商品・サービスが選択される「決め手」となるものが強みとも考えられるのです。このような価値や選択の可能性を発見し表現し、伝えていくことで、自社のビジョンが達成されると言えるのです。
自社の強みなんてあまりないといわれる経営者さんのお話を聞くと、どこかに何らかの強みが見つかるものです。それはありふれた表現になるかもしれませんが、その商品やサービスを利用しているお客様にとっては何らかのメリットがあるのです。それを明確にして、さらに強化していくことが強みを発見する意味になります。
また強みだけでなく弱みの克服ということも併せて考えてみましょう。強みとなる部分に企業の資源を集中させ、収益を伸ばすために、その強みの足を引っ張りかねない弱みはないでしょうか?それを克服することで強みを強化することができます。例えば、「コスト削減」もその一つですね。
実際に自社の強みを整理し将来ビジョンを考えて見ましょう
何となく頭の中にあるだけでは不十分です。それを明確にして、社員や顧客に対しても伝えて共有していくことが重要です。
そして、具体的な目標に落とし込んでいくことで経営の中に浸透していくのです。
まずは自社の現状を定義しつつ、顧客へ提供する価値やビジョンを明確にしてみましょう。
バナーよりエクセルのシートをダウンロードできます。実際はフォーマットは自由です。大切なことですので、じっくり考えて形にしてみましょう。
自社の強みやビジョンを明確にしたら次は行動となります。
強みを発見し、それを活かすというのは端的にいうと、「お客様に自社の強みを価値として提供する」ことであり、「お客様に選択していただく」ことでもあります。そのための行動目標がどのようなものになるのか、強みや事業の方向性が明確になれば、クリアになってくるでしょう。
強みの発見やコスト削減のお手伝いをいたします。
CONSULTING OFFICE 3Sでは中小企業、零細企業、小さなお店の強みを発見し、収益向上を図ること、コスト削減を通じて利益を確保するためのお手伝いをいたしております。
少しでも経営改善をしてみたいとお考えであれば、自身で強みを発見するとともに、外部の視点での意見も取り入れてみましょう。内部の視点では見えない改善ポイントが見えてきます。
また、経営上のお悩みも放置せずに経営相談をしてください。改善機会を放置しておくというのはとてももったいない話ですよ。
自社の強みを明確にし、厳しい経営環境を少しでも良いものにしていきましょう。
経営のお悩みやコスト削減、収益改善についてご相談下さい